水村真由美著/ダンサーなら知っておきたい「からだ」のこと

水村真由美著/ダンサーなら知っておきたい「からだ」のこと

販売価格: 600円(税込)

重み: 445g

●種類:中古本
●新品定価:1,785円(税込)
●商品の状態:カバーに多少スリキズがありますが本文はきれいです。
●文:水村真由美

●内容:美しい動きで怪我なく踊り続けるには、体の仕組みや動かし方、運動のメカニズムをよく理解しておくことが大切。本書はトップダンサーをモデルに、身体表現での様々な動きや体の使い方、怪我をしない合理的な動かし方を人体の構造面からも分析。ダンサーに是非知っておいて欲しい美しい動きを生み出す体の仕組みや使い方など、多数の写真と図で平易に解説。

推薦のことば
はじめに

第1章 ダンサーなら知っておきたい「からだの成り立ち」のこと
1.知っておきたい「骨」のこと
2.知っておきたい「筋肉と骨の関係」のこと
3.知っておきたい「筋肉の収縮と弛緩」のこと
4.知っておきたい「関節」のこと
5.知っておきたい「脊柱と脊柱に関わる筋肉」のこと
6.知っておきたい「股関節と骨盤まわりの筋肉」のこと
7.知っておきたい「膝関節とまわりの筋肉」のこと
8.知っておきたい「足関節と足の筋肉」のこと
9.知っておきたい「上肢の骨と筋肉」のこと
10.知っておきたい「頸と頭の骨と筋肉」のこと
 Column1◆骨は生きている
 Column2◆筋肉は骨に始まり、骨に終わる
 Column3◆鏡に映った姿から自分の骨格配列を知る
 Column4◆曲がった姿勢で踊るダンス
 Column5◆立つことにとって大切な股関節

第2章 ダンサーなら知っておきたい「動きの仕組み」のこと
1.知っておきたい「基本姿勢」のこと――ダンスは立つことから始まる
2.知っておきたい「股関節の動きとダンス」のこと――ターンアウトって何?
3.知っておきたい「バレエのつま先立ち」のこと――トウシューズで立つ
4.知っておきたい「ダンスのスクワット動作」のこと――
  バレエダンサーとモダンダンサーの違いから
  【クラシックバレエダンサーとモダンダンサーの筋活動の違い】
5.知っておきたい有名なポーズ「アラベスク」のこと
6.知っておきたい「脚を高くあげる技」のこと
7.知っておきたい「回転の成り立ち」――片脚回転の連続
8.知っておきたい「美しい足先」のこと
9.知っておきたい「腕の動き」のこと
10.知っておきたい「重心移動のテクニック」のこと
11.知っておきたい「足裏の役割」のこと――縁の下の力持ち
12.知っておきたい「開脚ジャンプの秘訣」のこと――浮遊感を生み出すには
13.知っておきたい「着地のコツ」のこと
14.知っておきたい「目と動きの関係」のこと
15.知っておきたい「利き足」のこと
16.知っておきたい「からだの左右差」のこと
17.知っておきたい「ダンスの動きと音楽」のこと
18.知っておきたい「空間認知」のこと
19.知っておきたい「社交ダンスの動きとからだ」のこと
20.知っておきたい「スパニッシュダンスの動きとからだ」のこと
21.知っておきたい「ハワイアンダンス(フラ)の動きとからだ」のこと
22.知っておきたい「日本舞踊の動きとからだ」のこと
 Column6◆宇宙飛行士のトレーニングにダンスが?
 Column7◆体幹筋を鍛えよう

第3章 ダンサーなら知っておきたい「からだの働き」のこと
1.知っておきたい「エネルギー消費量」のこと
  (1)練習時におけるエネルギー消費量
  (2)舞台におけるダンスのエネルギー消費量
2.知っておきたい「体力」のこと――笑顔で踊るダンサーを支えるスタミナ
3.知っておきたい「筋力」のこと――細いからだに秘めるパワー
4.知っておきたい「筋持久力」のこと
5.知っておきたいダンサーの「からだの中身」のこと――脂肪と筋肉
6.知っておきたい「柔軟性」のこと
7.知っておきたい「関節の緩さ」のこと――関節不安定性とは?
8.知っておきたい「疲労」のこと
9.知っておきたい「栄養摂取」のこと
10.知っておきたい「呼吸法」のこと
11.知っておきたい「バランス」のこと
 Column8◆賢いダンサーは賢く水分摂取
 Column9◆筋力があがるメカニズム
 Column10◆活動的休養の勧め
 Column11◆受動的柔軟性と能動的柔軟性
 Column12◆腕の素早い巧みな動きとムチ動作
 Column13◆最高のパフォーマンスを舞台で行うためには
 参考文献

あなたは、どう思いますか?
◆アラベスクで大腿部があがるのは、お尻の筋肉が働いているから?(P15)
◆脚を高くあげるには、筋肉に力を入れると同時に、筋肉から力を抜くことも大事?(P20)
◆天井から引き上げられる意識で立位姿勢をとると、重心動揺は小さくなる?(P54)
◆クラシックバレエの5つの基本ポジションは、膝を外側に向ければいいの?(P57)
◆日本舞踊、フラダンス、社交ダンス、スパニッシュダンスの共通点は?(P98〜102)
◆脚が高くあがったように見せる方法があるって本当?(P68)
◆安定した片脚回転の連続は、上肢と下肢の動きのタイミングが重要って、本当?(P74)
◆足先をきれいに伸ばすには、足関節の可動域だけを拡げればよい?(P79)
◆じょうずなダンサーの腕は、肩、肘、手首の関節が異なるタイミングで動いている?(P81)
◆脚が横に高くあがるのは、股関節だけが柔軟だから?(P119)
◆「宙に浮いたような感じ」にジャンプを見せるには、着地しながら腕の位置を変えること?(P86)
◆トップダンサーでも、空間認知のためにステージ上に目印を置いている?(P96)
◆日本舞踊でも、踊りの種類によっては心拍数が 150回/分 を超えるものがある?(P107)

本書は、ダンスに関連した内容が多いので、「ダンサーなら」とタイトルにつけました。けれども、本当はダンサーだけでなく、「からだと運動に興味をもつすべての人たち」、例えば、医師や理学療法士などの医療関係者、トレーナー、教師、運動指導者やスポーツ選手、また音楽家や演劇関係者・役者といったあらゆるジャンルの芸術家に、読んでいただくことを願って書き上げました。なぜなら、ダンスの動きやダンサーのからだにみられる事実には、他の運動や芸術に応用可能な要素が多く含まれるからです。
 ダンスに特化した書籍は、自分が踊らない人にとっては理解にむずかしい印象を受けます。本書は、多数の写真や図を使いながら、自分が踊らなくても、運動としてのダンスを考えることによって、誰もが理解可能な内容となるよう心がけました。
 ダンスは芸術であると同時に、間違いなく運動です。立つ、歩くといった基本的な動作との共通性もあれば、ダンスだけにみられる独自性もあります。また、魅力的な運動としての長所もありますが、怪我を起こしてしまう危険性を含んだ短所もあります。さまざまな角度から、ダンサーのからだと運動を考えることは、読者すべての身近にある「からだと運動」のことを考えるヒントになるはずです。
 いろいろな職業の方々が、この本に掲載した内容を参考にして下さることがあれば、著者にとってこの上ない幸せです。ダンスは、特別なものではありません。魅力的な運動のひとつなのです。(「はじめに」より)